世田谷区議会議員 中村コータロー 「これ以上、区民を欺く政治はいらない。」

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殿のご乱心 2012-11-05 11:42

「一寸先は闇」とは、政治の世界ではしばしば使われること。まさにその通りだなぁと実感する経験も、これまで身を以て幾度かあったわけですが、まさかまさかこのタイミングで世田谷区の都議会議員補欠選挙があろうとは、いったい誰が想像をしたのだろうか。
 ご存じの通り、石原都知事が何を思ったか「よ~し、やったるぜ~!」と職を投げ出し、上位の選挙が行われるのに併せて欠員を補充するとの規定により、東京では都知事選挙に併せて3つの地域で都議会の補欠選挙が行われることが決定しました。
 世田谷区は、民主党だった花輪都議が築地移転予算への寝返り賛成と引き換えに自民党で区長選挙に出るという壮絶な一幕があり、現在は1名の欠員がある状況なのです。ということで、最近はもっぱら誰が出るのか?が巷の話題に。
 現職不在で行われる補欠選挙は、半年後に行われる本選挙に向けて知名度をあげる大きな機会で、新人候補にしてみれば是非挑戦をしたいところ。一方で、半年後にまた選挙をやらなければいけない訳で、金銭的な事情も絡んでくるのが正直なところなのかもしれません。
 既に世田谷区議会からも本選挙に出る意思を固めてポスターを貼りだしている他党の同僚議員もいますし、区議が複数名補欠選挙に挑戦するんじゃないかといった噂も耳にします。あいつが出るだろ、こいつが出るんでは、が酒の肴になっているようですが、要は確実な話はひとっつもないということだけが確実なようです(笑)。
 さて、とはいっても前回選挙で民主党への期待で頂いた議席が空白になって行われる補欠選挙です。世田谷区ではこれまで手塚さんを筆頭に
「しっかりとした二大政党を創る」
「与党として責任ある戦いに臨む」
とのスタンスのもと、決して現職の保身を考えるのではなく、ちゃんとした人数の候補者擁立を展開してきました。
 個人的には、今回の補欠選挙ももちろん同じ考えに立って臨むべきだと思います。なんて言ったって、区議会50名のうち3名という苦しさ寂しさを実感しながら奮闘している身ですからね、トホホ。
 都知事選挙もどうなるんでしょうか、自公相乗りとかいうのでなく、是非民主党候補を擁立して都民に選択肢を示して欲しいと思っていますが、、、それはまさに雲の上の話。
 いずれにしても、来年秋までに何と5つ(都知事選・都議補選・衆議院選挙・都議本選・参議院選)の選挙が決定し、なんとまあ忙しい1年になりそうです。
 さ、て、と、ではそろそろ夜の世田谷に出陣する支度を整えて、巷の無責任な噂話の波にでも飛び込んで情報収集でもしてこようかな~。あ!飲んでる暇なんかないか!

4年に1度のスポーツの祭典が盛り上がっています。僕の周りでも睡眠不足が続出しており、連日のTVはほぼこの話題で持ちきりです。
 圧巻の金をはじめ、悔しい銀や嬉しい銅など、まさに悲喜こもごものドラマが日々展開をされていますから、にわかファンが増殖するのも激しく頷けるところです。
 そんな中で、個人的に日本勢の健闘以外にも注目しているのが各国首脳の動きです。オリンピック外交なる言葉もあるように、世界のリーダーたちが社交の場や交渉の場として、このビッグイベントに臨んでいるそうであります。
 そういえば「欧州最後の独裁者」と非難されるベラルーシのルカシェンコ大統領が観戦を拒否された、なんて報道もありましたね。いずれにしてもこの国際的な大舞台で国際政治は確実に動きを見せています。
「いや~、おたくの国は素晴らしい選手がいますね~。金メダル、コングラッチュレーション!!」
「サンキューベリーマッチ。でもおたくの選手だって惜しかったですね~」
「ハッハッハ、ところで共通の課題の・・・」
なんて会話が盛り上がってるかどうかは全く知るところではありませんが、そんなこともあるんでしょう。
 さて翻ってわが国は、ご存知の通り総理がオリンピック行きを断念しました。東京五輪招致に向けて、手塚補佐官の国際舞台での活躍に期待していただけに残念でした。
 参議院での社保税一体改革の審議が入ったからで、自民党が審議を優先させろと迫ったからとか、総理の開会式参加自体が政党間の交渉カードになったからとか、様々な話が出ていますが本当だとしたら何と国益を損ねることなんだろうと感じます。
 僕は総理は絶対にロンドンに行くべきだったと思いますし、国会は行かせるべきだったと思います。もちろん国内の重要課題が大事であることは言うまでもありませんが、総理を日本の代表として首脳外交の場に送り出すことは、国民と国会とメディアの果たすべき責任なんじゃないでしょうか。
 確かに昨今の状況を鑑みるに、仮にロンドンに行ってたら
「この大事なときにスポーツ観戦なんてしやがって!」
などと、国会では追及されメディアでは批判をされていただろうなと想像しますが、中での足の引っ張り合いに終始して気付いたら他国に相手にされなくなってましたなんてことにならないように、日本はもっと視野を広く持つべきだと強く思います。我々は、野田総理が海外で高く評価されていながら国内での評価がそこまではされていない状況を、もっと考え理解し国益のために有効活用していくべきだと思う今日この頃で、特に国民の代表である国会議員が政党間の思惑や自己の利益に固執するのではなく、国際的な将来を見据えたしっかりとした判断をして欲しいなと思っています。
 さて、そんな一面を併せ持つオリンピックもまだまだ注目競技が行われます。深夜や早朝までTVに噛り付く日が続くかと思いますが、日中の温度もロンドンの盛り上がりに比例して上がっているかのようです。熱中症や日射病で運ばれる方が例年以上のペースだとの報道もありますので、あまり無理をせずに、くれぐれも暑さ対策は抜かりのないようにお願いします。
 それでは暑い日と熱い夜を快適にお過ごし下さい!

世間において至極当たり前のことが、一部のおかしな理由で抵抗され続けているのは、区民にいまいち注目されていない区議会ではよくある話。
 例えば区議会議員のHPについて。そもそもは議会の在り方を考える「議会制度研究会」で、僕が何の気なく提案したところからスタートします。

「そういえば、世田谷区議会HPにある議員紹介のプロフィール。名前や連絡先はありますが、そこに各議員のHPアドレスを載せてリンクした方が、区民にとって便利なんじゃないですか?というか何で今まで無かったんですね?」
 いまや社会的に、とくに議員にとってHPは必要不可欠な情報発信ツールであると同時に、区民にとっては選んだ議員がちゃんと仕事をしているか日常的にチェックするための大事な役割も果たすわけです。とくに新しく予算がかかるわけでもありませんし、むしろ全会一致で即決されるだろうつもりで口を開いたのですが...あれれ?どうやらそんな空気ではなさそうだぞ?
座長の
「皆さん、ご意見は?」
の問いかけに、前向きな発言はちらほら。そこで待ってました旧政権党。
J
「いや~、HPは誰もが持ってるわけじゃないから記載すると公平性に欠けるんじゃないですかぁ?」
 さらに足並み揃える旧連立党。
K
「まぁ、ウチはどっちでもいいけど、最大会派がそう言うんじゃ決まらないしねぇ」
 国は政権交代しても、ほとんどの地方議会では未だにJ+Kが圧倒的な力を持っている構図で、こうなったらもう棚上げ、お手上げ。

「いやいや公平性って言いますが、現在記載されてるFAXやメアドだって持ってる人と持ってない人がいて、持ってない人は空欄になってますし、HPだって持ってない人は空欄にすればいいんじゃないんですか?」
などと抵抗しても
J
「ん~、まぁ、一度会派に持ち帰って次回までに議論してみるよぉ」
 これが約2年半前の話。この時点でJでもHPを持ってない議員は数える程度の少数ではあるけども、そうした方々は高齢でその分当選期数も多く、つまるところJの中でも発言力をお持ちなわけで、その御大達が「ヤダ!」
と言えばそれが決定事項。ここに、当時52人中HPを持たない議員はたったの数人だけど、細やかな変更(もはや改革とも呼べないほど細やかです...)すら進まないという、区議会ではありがちなパターンの完成と相成る次第でございます。
 それでも提案がゴミ箱行きにならなかったのは、Jの中にも
「そういう時代だし、いいんじゃない?」
というまともな声もあったからなのですが。
 いずれにしても、
J
「ん~、まぁ、一度会派に...(以下同文)」
が毎回のように続き、今日まで2年半が経過をしたわけです。
 ところが、最近ついにその山が動きました。最後の抵抗は、
J
「個人のHPは好きなこと書けるし、人によっては誇大宣伝みたいな内容も散見されるし、区議会のHPからリンクで飛ぶんじゃ、なんか区議会として内容まで保証するような公的な位置づけっぽくなるから、そこに解決が見いだせればなぁ」
とかなんとか言っているので、確かにその懸念は理解出来る部分もありますし、じゃあリンクで飛ぶ前に、【ここから先は議員個人の責任において管理するHPです】的なページを1枚挟みましょうということで、ようやっと総意を得たわけです。
 そんなこんなで、現在この決定は議会運営委員会送りになっており、よほどの反対がない限り近々反映されるとは思いますが、要は何が言いたいかと申しますと、こんな小さなことですら数年かけないと変わっていかない今の区議会のカタチ。もちろんメインの行政実務に関わることではありませんが(いや、むしろそちらの方がなお動きがのろい...)、すべてのなかなか変わろうとしない構図が、今回の例に凝縮されている気がするわけです。
 徒労と忸怩を慢性的に感じながら、しかし希望と情熱を忘れずに、小さなことこそコツコツと粘って行きたいと思います。
 ちなみになぜ急に山が動いたのかと言うと、去年の改選でHPを持たない御大がご勇退なされ、もちろんHPを持っている若手に入れ替わったことでJ内部の風向きが一気に変わったからだと推察されます。ってことで、結局まだまだJの少数に左右される世田谷区議会でした、チャンチャン。

風見鶏はFlyAway 2012-02-01 11:36

時はアイドル群雄割拠の時代に突入していますが、今一番のモテ男は誰でしょう?
 キムタク?福山?それともグンちゃん??
 いやいや、間違いなく橋下徹大阪市長でしょう。多くのラブコールに囲まれて、いよいよ国政改革に乗り出しそうな勢いです。
 それはそれとして、この橋下人気を利用しようとする一連の動きには、これまで幾度となく繰り返されてきたこととはいえ、虚しさを覚えるばかりです。
 特に、民主がダメ自民がダメと言われる中で、こうした風に乗って、自分の生活を守るために新しく看板を変える現職議員がいるとしたら、とんでもない話です。
 拙い秘書&議員経験ではありますが、こうした政治における自己保身の文化を色々と垣間見るにつけ、これこそ早急に排除しなければいけない課題だと確信しています。
 もちろん国政だけの問題ではなく、地方議会でも風見鶏は飛び回っています。
 この世田谷においても思い返せば、区長選に出たいがために180度舵を切った都議会議員がいたり、政党支持率が下がり始めるや離党をしたりと、多くのサンプルが検出されました。
 政治家に必要な信念は、自分の損得でブレるものであってはいけません。
 そういった意味で、消費税に対する野田総理の思いは「政治家としての信念」の一文字ではないでしょうか。
 政策に対する良し悪しは置いておいて、その前に議員定数を始めとした改革を取り組めという声は当然として、だって冷静に考えてみてください。
 消費税を上げたって、野田さんには何の得もないですよ。自分の懐が潤うわけでもないし、むしろ選挙を考えたら首を絞めるようなものです。党内の反対派の声を聞いていれば、どちらが自己保身を考えているかは一目瞭然です。
 僕はこうした損得抜きで、いやむしろ損になるにも拘らず信念を貫く政治家こそが必要で、そうありたいと思っています。
 世田谷区も新しい区長に変わって大きな過渡期を迎えています。
 残念ながら駅で立っていても国政への厳しい声がほとんどです。政党に属する一員として真摯に受け止めて手塚・小宮山両代議士に伝えますが、もっと区政へのクレームを頂けないかなぁと感じる毎日です。
 「脱原発」とともに「脱自己保身」の世田谷区議会を目指し、コツコツと信念を貫いて行きたいと思いますので、もう少し区政への注目もお願いいたします。

 厚生労働大臣と内閣総理大臣補佐官が同時に誕生し、政府にも大きな影響を持つ我が街「世田谷」でありますが、輩出した要職とともに注目されているのが「1票の格差問題」であります。
 今春、最高裁から「違憲状態」との判決が出されたことで、与野党で協議が行われているのですが、この世田谷区を含む東京5区と6区は、まさにその議論の中心と言っても過言ではありません。
 なんせ84万以上の人口を抱える世田谷区でありますから、1票の軽さでいうと東京6区が全国3位、東京5区が24位という記録をマークしておりますし、衆議院の小選挙区の見直しがされるならば、間違いなく再編成される地域なのです。
 そんな中、どこからともなく聞こえてくるのが、東京5区の目黒と世田谷を切り離して、世田谷だけで2つの選挙区を作るという、出所不明の噂です。
 こういった場合に地方議会の現場では、当事者である現職議国会員や候補予定者をまったくヨソに、実に様々勝手な憶測が飛び交うものでして、曰く
「砧地域は世田谷南部になるかもしれないから、○○は...」
とか
「目黒と世田谷が分かれるということは、△△はこっちを選ぶんじゃないか...」
とか
「選挙区が1つ増えるから落選中の□□や都議会の☆☆が鞍替えで出てくるかも...」
といった無責任な情報を叩き売る予想屋が増殖している訳です。私も含め。
 一方で、実務的に最も影響があるのは地元事務所の秘書でしょう。
「え~! せっかく頑張って貼ったポスターも剥がさなきゃいけなくなっちゃうの!?」
「え~! すごく応援して頂いているのに、もう有権者じゃなくなっちゃうの!?」
そんな嘆きも聞こえてきそうです。
 個人的には、学生時代から秘書として隅々まで回ったのが東京5区ですし、自分の家と学校の周り以外にこんなに詳しく知ってる東京は、目黒区と世田谷区の玉川地域だけです。
 衆院選挙の時を除いて世田谷だけでの活動になっても、両地域に対する愛着は変わることがありません。尾山台が手塚さんの選挙区じゃなくなっても、中目黒が手塚さんの選挙区じゃなくなっても、違和感が残るだろうしきっと寂しくなるのが正直なところです。
 とはいえ、1人が持つ1票の平等は民主主義において非常に大事であります。
 世田谷区に住む人が持つ1票の価値がしっかりと1票の重みにならなければいけませんし、そしてその1票で選ばれた議員が重みを感じしっかりと仕事をしなければいけません。
 政治文化を変える最先端を歩んできた手塚イズムで、地方政治を変える最先端を歩んで行かなければと、区長も交代して何かと変化の多い世田谷に身を置くからこそ、なおさら痛感している今日この頃、与野党協議の結果を待ちたいと思います。