世田谷区議会議員 中村コータロー 「これ以上、区民を欺く政治はいらない。」

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実績の実態 2010-10-04 03:29

街中にポスターが目立ち始めました。議会も何となく浮つき始めました。
 来年4月の統一地方選挙に向けて、年末あたりまで準備が加速し、年明けからは活動が本格化するってのが、大半の地方議員のスケジュールではないかと思います。
 さて、街にポスターが増えるということは、それに連動してポストに入るビラの種類も増えるということに相成ります。こうした発信物を見ていて良くあるの が、「私はこれをやりました!」と大きくアピールされた内容。まさに新聞一面のスクープよろしく、いやむしろ号外かと言わんばかりにドド〜ンと大きな文字 が飛び出してくるわけです。
 ところが現実の話、議会で可決されるものは当然過半数の賛成を持って成立しているので、100%個人のおかげというのはほとんどありません。世田谷区議 会は過半数を占めている会派はありませんから、どこか単独の会派のおかげってことすらないんです。もちろん世田谷区議会民主党が賛成して成立した条例なん て、それこそ山のようにありますし...。じゃあ何を持って自分がやったと主張するのかといえば、そのへんは結局あいまいで、言ったモン勝ちっていうのが実態 のようです。
 だから、街にビラが出回る毎に議会の中で
「あいつのビラは言い過ぎじゃない?」
とか
「あれは嘘だよね」
とか
「あれは何年も前からウチが言ってた政策なのに」
というような意見が飛び出たり、しまいには議会で問題になったりするんです。
 誰がやったより、どう変わったかが区民には大事なんですけどね。そりゃ真っ先に声をあげて、それが日の目を見て、思い入れの深い政策はありますよ。
 初めて駅に立った時から言ってきた議員の交通費の問題。区議会議員が本会議や委員会に出席するたびに支給されていた費用弁償6000円。今年からやっと 実費支給に変わって約1000万円以上の予算減になりましたし、先日の参議院選挙後に話題になった、国会議員が月半ばで就任した場合に丸々1ヵ月分の歳費 が支給されているのが寄付で返還できるように変わったのも、そもそも2000年に初当選した手塚さんたちがずっと主張してきた内容でした。
 感慨深いのは事実ですし、目指した社会の一端が実現したのも事実ですが、一方で決してそれがゴールではない中で、やったことを誇るよりも次にやらなきゃいけないことを伝えていくことの方が重要だと思っているんですけど、どうやら少数派のようです。
 普段はあまり区政が注目されない中、土壇場でしっかりアピールすることが得なのは理解できますが、今年税収が150億円も減り、来年も同じような見通しという待ったなしの状況で、目指す対応策をちゃんと示すことこそ必要な発信なんでしょう。
 まぁとにかく4年に1度モソモソと動き出して、出どころのあいまいな勲章を誇るような議員には決してなるまい。それが東京5区の、民主党が創り上げてきた政治文化。手塚イズムなのですから。

さぁ、次は 2010-10-01 03:38

 数え切れないバンザイを繰り返したあの日から、会う人が口をそろえて
「おめでとう!」
と声をかけてくれる。非常に嬉しい限りである。
 ところがその後に続く
「で、区議会は何か変わるの?」
には、少々答えに詰まる。
 区政の多くは都や国と連動しているから、そりゃ都議会第1党と政権交代の影響は区の仕事に少なからず変化を与えるに違いない。
 しかし、残念ながら政権交代が起きても、自民党で都議会議長まで務めた区長が引退するわけでもないし、区議会第1党の自民党との構成比は変わらない。 「ヒトよりコンクリート」だった区政は微修正を加えて「ヒトにも」くらいには変わるのかもしれないが、長年積み上げてきた公共工事の旨味成分にしがらみス パイスを振りかければ、直近の民意などどこ吹く風は間違いない。
 だからこそ、ここからが我々の出番だ。全国で同様に起こっている国と地方の乖離を埋めていくのは、民主党の地方議員の役目だ。
 参院選、都議選、衆院選と続く勝利のホップ・ステップ・ジャンプは、前回統一地方選からスタートしていたわけで、今日までつながる民主党への期待によっ て保障された身としては、粉骨砕身大いに汗をかき、残り1年半に迫った任期でしっかりと結果を出すことが至上命題と胸に刻んでいる。
 そして、国と地方のネジレを根本治療するには、次の統一地方選が何より大事になってくるのだ。利権・特権・パーティー券にまみれず、口先じゃない区民目 線で区政をリードするトップが誕生しなければ未来がないし、区議会第1党を確保するための候補者を擁立しなければホントの改革が進まない。
 民主党公認の新人が少なけりゃ自分の当選確率が・・・なんて絶対に思ったことがない、確か、ない、いや、ないはず。
 全国の地方議会で民主党はまだまだ少数政党で、これまでわずかな政策反映のために自・公よりのスタンスを取ってきたところも多いけど、民主党の旗でバッ ヂをつけている一人ひとりが、今いちど民主党らしさと民主党への期待を理解しなければいけないと思う。民主党の看板に「保身」の2文字はいらないし、現職 のための理屈が優先される政治は終わりつつある。手塚さんが都連幹事長として総支部長として、たゆまず続けてきた党勢拡大が、今の民主党を支える根幹だと いう現実を見れば、その真理をより世田谷から成すため、どんな高いハードルだって越えていかなければいけない。
 そんなことを思いながら暮れなずむ世田谷の夜景に目を転じれば、窓に映った自分の姿がイシンバエワに見えてきた。
 バーを越えた先に広がる新しい世界が、区民にとっても待ち望んだ生活であると確信して高く高く跳躍しますので、膝元の区議会にご注目お願いします。